地震に負けない家の条件 新築・杭工事は地盤調査に基づきしっかり検査

杭工事こそ、検査を人任せにするものではありません。

長年にわたって家を支えるのがこの杭です。 黒土や粘土層などいろいろな軟弱な地層のずっと下にある堅い支持地盤に届くようにこれらの杭を打ち込み、家を支えます。 だから、いつまでも安心して住める家がつくれます。

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精度の高い地盤調査を行い、その報告書をしっかり読んで、地表からは見えない地中の支持地盤の凹凸を読み切って、最良の杭工事を実現します。 そのためには専門的なスキルや豊富な経験が必要です。 だから専門の検査員が、現場をあずかる技術者・責任者と一緒に現場で検査を行います。

 

まずは、一本一本の杭が建てる家の基礎をしっかり支えるように、杭を打つ場所を図面通りに・正確に定めます。

その検査工程を「杭芯の確認」と言います。 この時頭の中には、現場の地面の上に設計図面に描かれた家がほぼ完ぺきにイメージされています。

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地中の支持地盤は、おおむね凹凸しています。 勾配や段差がついていたりで地表からの深さはまちまちです。 そんな支持地盤にしっかり杭を届かせるのですから、もちろんあてずっぽうな憶測や、地質調査会社のデータだけに頼った機械的な作業ではNG!

杭を圧入する重機のメーターを目視したり、掘り出された土を手で掴んで地質を確認したりして、杭を打ち込む深さを現場で判断します。

その結果、見えなくなるほど深く打ちこまれた杭があったり、地表から大きくとび出した杭があったり…とても賑やかな状態になります。 一本一本の打ち込み深度を現場で吟味しながら行うからそうなります。

この検査工程を「杭頭深度の指示」と言います。

ですから、家を建てる場所の支持地盤に段差や勾配が予測される場合は、この写真の様にあらかじめ長さの異なった杭を準備しておきます。

杭工事は地盤調査に基づきしっかり検査

いかがですか、杭工事のイメージを少しでもお伝えする事ができたでしょうか?

杭工事には他にもいろいろ検査項目がありますが、今回ご紹介した「杭芯の確認」と「杭頭深度の指示」が、私が特に大切にしたいと思っている検査です。 コンクリートを流し込む基礎工事が終わってしまえば杭は誰の目にも見えなくなってしまいます。 杭芯がずれていても、杭が支持地盤に届いていなくても誰にもわかりません。 だからこそ、ここをしっかり検査することは、私の大切な責務だと思っています。

こんな風に作られるエコアハウスの家、だから安心してお住まいいただけます。


設計部 検査官
神出 富雄
2級建築士 1級建築施工管理技士

地震に負けない家の条件 新築・木造住宅の構造検査

皆さんこんにちは 設計部 神出です。

構造検査に行ってきました。

木材のスタッド・梁の位置が図面通りに施工されているか、

また、金物の取付位置、取付ビスの数・ゆるみ等がないかを確認してきました。

これからも引き続き、皆様に安全で安心出来る家造りをしていきます。

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構造検査


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設計部 検査官
神出 富雄

2級建築士 1級建築施工管理技士

胆振東部地震 震度7 厚真町 株式会社今多建設様社屋 検査 及び近況報告

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2018年9月28日

厚真町 株式会社 今多建設 様の社屋の検査を行いました。

震源地は直近、震度7の揺れを受けた建物です。 地震の翌日、今多社長より連絡を頂き、地震の大きさと建物の無事を伝えていただきました。

『基礎や外壁、屋内の壁やクロスなども、全く問題ありません。ただ、吹き抜け部分に付いているシーリングファンが、地震の影響で斜めになってしまった。』と、ご指示いただきました。 落下の恐れはないので、落ち着いたときに、見て欲しいとの事でした。

 

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今多建設様は、現在、被災地の復興作業の最先頭で頑張っておられます。

土砂崩れや地割れで寸断された道路の復旧工事に携わる他、震度4以上の余震が起こるたびに専門のチームが道路パトロールに出動します。 まさに24時間態勢の忙しさ。

そんな今多建設のお仕事をサポートできることは、ビルダーとしてとても光栄な事であり、ありがたい事だと思います。

 

 

 

震災の復興工事等でお忙しい中でしたが、停電や断水も解除したのを機に、震災後の建物の検査とあわせてシーリングファンの改修工事をさせていただきました。

まず、基礎と外壁、シート防水の屋根周りを、検査させていただきました。 基礎においては、地震の影響での沈下や基礎コンクリート部分のひび割れは、診られませんでした。また、外壁・屋根部分にも、歪みや剥がれ、変形などは、ありませんでした。

次は、屋内の点検をさせていただきました。サッシ周りから、屋内のドアや、引戸など点検させていただきましたが、幸い異常は見られませんでした。

最後に、傾いてしまったシーリングファンの改修工事ですが、事務所の中心部にある大きな吹き抜け部分に付いている為、足場を組んで工事させて頂きました。傾いたシーリングファンをみて、この度の地震の大きさを、改めて感じさせられました。

震度7 厚真町 株式会社今多建設様社屋 検査 及び近況報告

平成30年北海道胆振東部地震、台風21号により被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。

被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

神出設計グループは、被災された皆様に少しでもお役に立つことを目指し、厚真・むかわ・早来地区において、当社で建てていただいたお客様の建物を無償で順次点検させていただいております。

このたびは、今多社長より『エコアハウスで、良かった。』と言っていただき、建築に携わるものとして、これ以上にない喜びを頂きました。

ありがとうございました。

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ショールームecoa館

営業部 次長
鶴田 明大
宅地建物取引士